TOP > 寸法直し専門店 こっとんハウス 日記 > 今日は新聞の気になる記事から
今朝3月22日読売新聞朝刊4面
政治の現場の記事 脱 原発を問う1 経済を蝕む「稼動ゼロ」
特に気になったので 堅い話ですがアップしてみます
資源の乏しい日本にとって、エネルギーの確保は経済の生命線だ。
しかし、国内の原子力発電所は現在一基も稼動していない。
東京電力福島第一原発事故以来、多くの政党が主張してきた「脱原発」は
日本に何をもたらすのか考えたい。
中略
ここ数年、停止した原発に代わって電力供給の穴埋めをしてきたのは
主に火力発電所だ。 経済産業省は、液化天然ガス(LNG)などの輸入増加で、
震災発生も2011年度に比べ、燃料費は年間3.6兆円増えると試算している。
輸出額から輸入額を差し引いた13年の貿易収支は、11兆4683億円の赤字
毎月1兆円弱の赤字を垂れ流している。
円安の要因もあるが 燃料の輸入における 影響が甚大なのは明白だ。
海外からの配当金の受け取りなどを含める経常収支も昨年10月以降赤字に転落
している。 経常赤字が常態化すると、日本の国債は信用を失い
過度のインフレを招き、株式市場も暴落する そんなシナリオが現実化しつつある
貿易収支の赤字 経常収支の赤字という 双子の赤字に苦しむ 日本には
今後とるべき選択肢が限られる
燃料費の上昇は 家計にもずしりとのしかかり 震災前と比べて28%アップしているにも関わらず なお 上昇の一途である。 大口企業の電力消費量は経済の発展を見据えると現状の高価な火力発電で賄うのは 無理がある。
稼動していいない 現存する原発を如何に活用するかに、知恵を絞る時期に来ているのではないだろうか? 安全をどう担保するのか? また 核燃料のリサイクルも止まったまま、この先 廃炉の技術者が育たないまま 福島の廃炉作業は進むまい。
原子力の力を今一度 検証して 海外の有力な企業と協力しながら、今後のエネルギー政策を早急に取って頂きたいと考えます。
このままでは オリンピック開催前に 日本という国が無くなってしまうような
気がしてならない。
なお 上記は読売新聞の記事を参考に書かせていただきました