TOP > 寸法直し専門店 こっとんハウス 日記 > イギリスEU離脱
前回の日記で前東京都知事 舛添要一の政治資金問題で
日本は大騒ぎしている頃 イギリスの問題が大きくなると
書き込みしましたが 昨日金曜日本時間の昼過ぎ
国民投票で離脱が確定しました
EUからの離脱は今後 約2年間程度かかると見られますが
世界情勢に与えるショックは リーマンショックを
越えると見ています
イギリスも単一国家ではなく スコットランドなど
多数の国共同体で成り立っており
ここえきて スコットランドの独立機運が高まりそう
まして フランス イタリアなどのEUからの離脱問題が
話題に上るたびに 今後世界情勢は混乱を極める
漁夫の利を得るのは ロシアと中国であると見ます
EUの結束を嫌うロシアは今後急速にイギリスに接触し始め
アメリカに拠る 原油の価格押し下げ圧力で弱った
国内基盤の挽回に動き始める まして中国も
取引先としてのイギリスに興味を持ち EU諸国内での関税の
率によっては 中国に取り込まれる恐れがあります
今回の離脱問題 昨日まで ほとんど日本国内で話題に上って
こなかった マスコミの怠慢は平和ボケした 日本人の
象徴である
今後 各国が景気低迷による内需の落ち込みを輸出でカバーしようと
自国の通貨安誘導に動くことが懸念される
ブラックマンデーの後と1929年世界恐慌の引き金になった状態に
非常に似ている その後の第二次世界大戦へと突入したことは
記憶に新しい
こうした混乱を待ち望む軍産複合体の存在も注視していかないと
今後 テロの頻発 格差社会からくる貧困の連鎖
移民問題 多くの混乱を収束させる事は難しい
タイミング悪く アメリカ大統領がヒラリークリントン女史に替わる最悪の
この時期は本当に混乱を大きくさせるものである